2013年6月20日
真吾オジサンの雑感
前例の少ない定跡は狙い目か。
激指10<全戦型>六段+と平手戦の後手であいも変わらずに指しております。
あいも変わらず、居飛車対振り飛車の構図の対局ばかりを指しております。
何度も何度もこの構図で指しておりますと、
以前に指したことのある局面になることが多いのです。
序盤戦でね。
こうしているうちに気づいたことがあるのです。
多少違和感のある指し手をする定跡が入っていることもあるように思うのです。
大体、一度、変なと言いますか、
多少違和感の感じられます手をお目にかかることがありましても、
またそれと同じ局面になりますと、別の手を指してくるものなのですが、
定跡によりましては、毎度同じ手を指してくる場合もあるようなのです。
こうなるのは真吾オジサンの勘ぐりでは、
定跡データベースに定跡が入っていないからだと思うのです。
ある1局しか入っていないのでそういうことになるのではないのか?
と思うております。
まあ、本当のところは知りませんけれどね。
真吾オジサンの経験では、5局くらい指して全てそうなったのもあるので、
多分、そういうことになっているのではないかと思うたわけです。
これね、勝つためには狙い目だと思うのです。
激指10<全戦型>六段+なので、
仮にそういうこちらが満足できる序盤戦に出来たところで、
そこからが本当の勝負に決まってもいるのですが、
ただ無為無策・それに近い序盤戦のことを思いますと、
勝てる確率は随分と上がるはずだと思いますね。
激指が初手に▲5六歩と指してくることは何度か経験しましたが、
では、とばかりに一度、2手目に△6二玉の新米長玉にしまして
我ながらうっとりするほど見事に勝てたこともありますが、
まあこれも前例がないでしょうからね。
できるだけ早い時期に定跡からさようならする作戦は有効なように思いますね。
ちなみに激指10<全戦型>六段+の場合、
初手▲7六歩△6二玉としますと、▲2六歩としますね。
こうされますと、こちらは困るわけです。
激指が飛車を振ってくれないことには、駄目なのです。
「普通の右玉にしてもうこれは千日手にしよう…」
ということにしてしまうと…
まあでも、こういう使い方は勉強をしたいという場合では、
本当は好ましいことではないのでしょうね。
ちょっとでも勝てる確率を上げたい場合ですよね。
こういう使い方はね。