2013621

 

 

 

真吾オジサンの雑感

 

 

 

玉の薄い展開について。

 

 

 

 

真吾オジサンのブログを以前からご覧の方は、

もう随分前から真吾オジサンは

コンピュータ将棋相手には兎も角入玉!

と書き続けていることはご存じですよね。

もう何年も前からそう書き続けておりますよね。

 

でも、真吾オジサンの言うことを本気にされる方なんて、

ほとんどいなかったように思いますね。

 

多分、入玉詐欺くらいにでも思うている人が多かったのだろうと思うております。

 

今でもそう思うている人のほうが、多いかもしれませんね。

 

 

こういう滅多に人が出来ないであろう経験をさせて頂きましたので、

真吾オジサンは、他人というものは真吾オジサンの言うことを

どうにも信じないものなのだということを知っております。

 

今後もきっとそうだろうなと思うております。

 

そんなものだろうなとさえ思うております。

 

 

まあ、それはそうですよね。

米長邦雄永世棋聖が、コンピュータ将棋にはつまらない将棋にするのがいい

とおっしゃられましても、

それでも大半の人はまだそれでも信じないのですからね。

 

 

なので、真吾オジサンがいくらそう書いたところで、

信じられないのも当然といえば当然のことなのです。

 

まあ、そりゃそうだよな、ですよね。

 

 

 

で、コンピュータ将棋の弱点・伸びしろではないか?

と真吾オジサンが思うておる別のことを書いても

「今までと同様にまずは信頼されることはないだろうな…」

とこう諦念してもいるのです。

 

きっと、今までのように

「それはハード面に全て原因があるに過ぎない…」

多分、こう受け取られることだろうなと思うております。

 

こんなものでしょうね、きっとね。

 

 

 

なので、あまり書く気にはならないのですが、

まあ書きましょう。

 

 

以前にもどこかでちょっとだけ触れたのですが、

玉の薄い展開、どうもここに伸びしろがあるように思いますね。

 

これね、入玉ほどには実は自信を持てないことなのですが、

どうもこういう展開を苦手としているようにも思いますね。

 

 

真吾オジサンの勘ぐりでは、

最近のプロ棋士の将棋で玉の薄い展開の将棋って少ないでしょう?

隙あらば穴熊にしたがるような展開の将棋が非常に多いでしょう?

 

なので、機械学習の対象となるこういう展開の棋譜がまずは少ないのではないのか?

とも勘ぐっているのです。

 

こういう玉の薄い展開の将棋って、駒落ち戦ではそう珍しくはないことなのですが、

多分、駒落ち戦の棋譜自体がまずは量的に平手戦のことを思いますと少ないですし、

また、駒落ち戦の場合でも、極端に玉が動き回る展開というのは

真吾オジサンの知る限りでは、昔の棋譜でも案外と少ないですからね。

 

なので、ここに伸びしろがあるのではないか?と思うております。

 

 

ただね、こういう展開はAI将棋は割とするのです。

だからソフトによってはという気もしてはおります。

 

激指・Bonanza6.0はここにまだ伸びしろはあると思いますね。

特にBonanza6.0はそう思いますね。

 

 

繰り返しになりますが、これは入玉ほどには自信も持てないことなのですが、

どうもそういう気がいたしますね。

 

入玉の場合は明らかに評価関数に問題があるとしか思えなかったのですが、

今回のほうはそういう意味ではあまり自信が持てないのですけれどね。

 

 

 

もう少し具体的に書きましょうか。

 

 

真吾オジサンの玉がロンリーなことになっている場合があるわけです。

まわりに囲いがなく、裸の王様状態もしくはパンツ一丁状態なのです。

 

こういう状態でも、局面が穏やかで、

コンピュータ将棋の持ち駒がない・歩が一枚しかないくらいの局面ですと、

そんなに必要以上に恐れるほどのこともないと真吾オジサンなどは思うのですが、

こういう局面ですと、まずは評価値は真吾オジサンが思うよりは

悪く表示されていることが多いですね。

 

これね、そのあとの展開で、真吾オジサンのほうが明らかに悪くなった…

こうなるのでしたら真吾オジサンの脳みその問題に過ぎないことだと思うのですが、

そうはならないことも多いですよ。

 

 

逆に、激指の玉を兎も角薄くしておきますと、

割とこれも終盤戦でひっくり返せることも多いですね。

 

激指の玉が堅いままで、

「さあそろそろお互いにもう寄せ合いだぞ」

ですと、もうこれは大概の場合で駄目ですね。

 

こういう展開って、ウチのボロPCでも強いですよ、呆れるほどにね。

しぶといったらあったもんじゃないくらいですね、こういう展開ですとね。

思考時間の上限を30秒にしてもこういう展開は強いですね。

 

大なり小なり、堅陣が崩れつつあるような風に

中盤戦でしておかないことには、ほとんど駄目ですね。

こういう場合は所謂姿焼きか、もう入玉か、受けきりで勝ちきるほうが

現実的なように思いますね。

 

 

まあ、このようなことを経験的に今現在は思うております。

 

 

まあこう書きましても、どうせ信じる人はほとんどいないのでしょうけれどね。

 

 

 

 

 

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