2013627

 

 

 

真吾オジサンの雑感

 

 

 

つまらない将棋について。

 

 

 

 

コンピュータ将棋相手の場合には、

 

つまらない将棋にするのがいいと表現したのは、真吾オジサンが最初です。

 

こうするのが、コンピュータ将棋に勝つためのコツだとブログの記事に書いたわけです。

 

 

 

この記事は「詰め将棋メモ」さんにリンクして頂きましたので、

 

ご記憶の方も多いことでしょう。

 

また、確か2ちゃんねるにも書き込まれた記憶がありますので、

 

そちらのほうでご記憶の方もいらっしゃることでしょうね。

 

 

 

つまらない将棋というのは、

 

棋譜をご覧になられる人の多くはそうとしか見えないことになるであろうことを思い、

 

真吾オジサンがそう表現しました。

 

 

 

本当はつまらなくはないはずなんですよ。

 

これはこれなりの難しさがあるのです。

 

ただ、大概の人にはそうとしか見えないだろうな…ということなのです。

 

勘違いをされないようにね。

 

 

 

そんなに簡単に、つまらない将棋にしたところで

 

コンピュータ将棋に勝ちきれるものでもないのです。

 

多分、そのはずですよ。

 

お疑いの腕自慢の方は、どうぞお試しのほど。

 

 

 

 

繰り返しになりますが、真吾オジサンの言うところのつまらない将棋とは、

 

終盤戦でハラハラドキドキするような展開や、

 

派手な斬り合いの展開を忌避する指し方を言っているのです。

 

基本的に一手違いのような勝ち方を思うて指す指し方ではないのです。

 

 

 

こういう展開の将棋のことを分かりやすく表現したのが

 

「つまらない将棋」なのです。

 

 

 

こういう展開の将棋ってね、非常に地味なんですよ。

 

 

 

戦でたとえてみますと、川中島の合戦の武田信玄と上杉謙信の一騎打ちのようなものではないのです。

 

どこに布陣を敷くかに腐心し、そして布陣を敷いた時点では

 

もう勝負は事実上完全に決まっているような展開にしようとしているわけです。

 

 

 

卓球でたとえてみますと、カットマンのようなものです。

 

それも徹底的なカットマンで、少々のチャンスボールが来ても

 

ひたすらカットに徹するようなものだと思いますね。

 

 

 

戦国時代のドラマでも派手に合戦をするシーンって、面白いでしょう?

 

水戸黄門でも、助さん格さんが大立ち回りをするシーンは面白いでしょう?

 

将棋も同じことで、派手に斬り合う展開って面白いでしょう?

 

観戦者は手に汗握るようなことにもなるでしょう?

 

 

 

つまらない将棋は、敢えてこういう展開を忌避するので、つまらない・面白くないのです。

 

 

 

なので、つまらなくて当たり前と言えば当たり前のことなのです。

 

つまらない将棋になるのではなく、つまらない将棋に敢えてするのです。

 

 

 

全く戦わずして勝つというわけでもないのですが、

 

派手なちゃんばらをすることなく勝とうとするのがつまらない将棋なのです。

 

 

 

激しい斬り合いの展開はウチのボロPCでも強いのです。

 

なので、クラスター並列されたコンピュータ将棋の場合でしたら、

 

きっと腰を抜かすほどに強いに違いないのです。

 

だから、こういう展開では相当の棋力の方でさえ、勝ちきるのは絶対に難しいことのはずなのです。

 

1回・第2回将棋電王戦の結果を冷静にご覧になられましたら、

 

誰が思うてもそういうことになるはずだと思いますよ。

 

 

 

ですから、もうコンピュータ将棋に勝つことを事実上諦めた人ならば兎も角、

 

「まだ私は勝ちたいぞ!!」

 

という気持ちがある、それなりに強い人に対しまして、

 

真吾オジサンがおススメをしているのが、このつまらない将棋なのです。

 

 

 

逆に言いますと、こういう指し方でないと

 

勝てる人ってもうそうはいないはずだろう…ということです。

 

 

 

普通に指して普通のことのようにコンピュータ将棋に勝てる人には、

 

こういう指し方はそもそも必要はないのです。

 

 

 

普通に指して勝てるのでしたら、そのほうが楽に勝てるはずですからね。

 

つまらない将棋を指しこなすためには、非常に根気が必要なはずですからね。

 

 

 

 

つまらない将棋といいますのは、

 

棋譜をご覧になれた人がまずはこういう風に感じられるだろうな、ということです。

 

 

 

真吾オジサンの棋譜をご覧になられた方が

 

まずはそうなるだろうな…と思うていたことを

 

2ちゃんねるに書き込まれたついでに、ブログの記事に書いたわけですね。

 

 

 

多くの観戦者の視点では、そういうことになるだろうなということを思い、

 

真吾オジサンはつまらない将棋と表現したわけですね。

 

 

 

つまらない将棋の本家の言い分はこうでございます。

 

 

 

つまらない将棋ということばを、どうも変に受け取っている人も多いようですので、

 

言いだしっぺとしまして一応説明をしておきました。

 

 

 

 

 

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