2013年6月28日
真吾オジサンの雑感
キャリアについて。
先日、雑感に「風と共に去りぬ」のことを書きましたが、また読んでみました。
戦争って、醜いですよね。
お互いに大義があるものの、争うことなしに問題を解決できるものでしたら、
それでお互いに解決をするように心がけるべきですよね。
真吾オジサンは別に革新系の平和主義者でもないのですが、こう思いますね。
大概のことはこういう解決方法のほうがいいですよね。
ただ、世間には碌でなしの人も、企業も、国もあるのです。
これも世間の本当の姿だとも思いますね。
こういう碌でなしには、鉄槌も時として必要悪として必要なのです。
こう思いますね。
争うということは必要悪として必要なのだと思いますね。
なので、徒らなまでに争いごとは好むものではないと真吾オジサンは思いますね。
もう何度もこう書きましたが、今でもそう思いますね。
まあ、それはそれとして、スカーレットの人間臭さがおもしろいですよね、
この「風と共に去りぬ」はね。
スカーレットが母の墓の前で心の中でこう言っているシーンがありました。
(スカーレットが心の中で)
かあさま あなたはまちがってらしたわ
やさしく親切にしとやかに誠実に−
かあさまがそうせよと教えてくださったそんなものは
いま なんの役にもたちゃしない!
お金を食物を手に入れるにはどうしたらいいかなんて
あなたは教えてくださらなかった−
いっそ 奴隷のようにたがやしたり
綿を摘んだりする技術を習わされたほうがましだった
親切 やさしさ− そんなもの!
「…さよなら おかあさま」
タラ −タラ
美しい大地
なにものにもかえがたいあたしの大地−
(父親にスカーレットが少女だったころに言われたシーン)
この世でいちばん価値あるものは恋や愛ではない
土地だ
そのために働き そのために戦い そのために死に値するただひとつのもの−
それが土地だ
土地こそは永遠のものだ
(スカーレット、心の中で)
−そうだ タラこそはそのために戦う価値のあるただひとつのものだ
だれにもタラを奪われてなるものか
あたしやあたしの食いぶちくらいかせいでみせる
たとえそのために死ぬほど働かなきゃならないとしても
あたしはタラを守ってみせる−!
こういうシーンがありました。
タラというのはスカーレットの故郷です。
平成濁世の日本では、もうバブル期のころとも違いますし、
農業をされておられます方は、人口からいいますとまあ少ないので、
土地に対する信仰のようなものは昔ほどにあるものとも思いませんが、
でも、このシーンは、現代のキャリアの女性でも同じようなものではないでしょうか?
真吾オジサンの目にはそう見えますけれどね。
こういう気持ちで肩肘張って頑張っておられるのですよ、きっとね。
スカーレットとその母親、どちらが正しいのかは真吾オジサンは知りませんけれどね。