2013年7月10日
真吾オジサンの雑感
激指10<全戦型>六段+との香落ち戦について。
平手戦・角落ち戦に多少あきてきましたので、
香落ち戦の上手で指しております。
実は、真吾オジサンは香落ち戦はどうも苦手なのです。
角落ち戦のほうが好きなのです。
これは、角落ち戦の場合ですと、面倒をみるような展開に持ち込みやすいからで、
香落ち戦ですと、動かないとならないようなところがありまして、
それでどうも苦手なのです。
香落ち戦の場合ですと、超持久戦になりますと、
この香がいないことが響いてくるものでして、
なので、上手は飛車を振ってから
上手のほうから動くような展開・動けるような展開にしないとならないのです、どうもね。
なので、美濃囲いでも△7三桂と跳ねる展開にするようなことになるわけですね、まあ。
しかし、この桂を跳ねますと、一面、面倒を見るような展開にしにくくもあるわけですね。
コンピュータ将棋は兎も角、手を作るのが上手いですからね。
この桂を跳ねないほうが受けやすいわけです、大概の場合はね。
しかし、この香落ち戦の場合はそうも言うてはおれないので、
この桂を跳ねるわけですね。
まあ、こういうことでどうも香落ち戦は苦手なのですが試しております。
この香落ち戦を指しているうちに気づいたことがあります。
人間の場合ですと、この香がいない面をつくようなところがるでしょう?
具体的には、1筋の位を取って、上手の駒組に制約をかけるといいますか、
端攻めの味を見せておくような指し方をするものですよね。
でも、激指10<全戦型>六段+の場合、どうもそういう論理の指し方ではないですね。
超持久戦になりますとそういう展開にもなるのですが、
中途半端な持久戦の場合ですと、ほとんど平手戦の場合と同じように指してくるようなところはありますね。
こうなりますと、上手としては有難いですよね。
平手戦の時に、振り飛車側は一回香を上げておくようなことをよくするものですが、
これは後後に香を直ぐに取られないためにそうするわけなのですが、
後後に取られるであろう香がもともといないわけなので、上手としては有難いことになるわけです。
相手に駒を補充させにくくもともとなっているわけですからね。
あと、激指はこの香落ち戦では居飛車穴熊にしてくることが多いですね。
なので、入玉し易くなる面もあるわけですね。
これで勝てたのもあります。
どうしても平手戦の場合で指したがる人が多いのでしょうけれども、
でもこの駒落ち戦でもコンピュータ将棋と指されてみるといいと思いますよ。
駒落ち戦の場合は平手戦のことを思いますと、定跡が整備されていないので、
乱戦・力将棋のようなことにもなりやすいですし、
定跡に頼らずに自分の力だけで考えるようなことにもなり、
そういう意味では勉強にもなるでしょうからね。