2013717

 

 

 

真吾オジサンの雑感

 

 

 

穢れは気枯れ

 

 

 

 

「一個人」の「日本の神社の謎」を買いました。

 

この雑誌の中にこう書かれてあるところがありました。

 

 

 

 

「穢れ」は「気枯(けが)れ」である。

 

生命力が枯れる、気力が弱っているなどを指す。

 

「死穢(しえ)」は生命力を無くした死の穢れで、

 

「血穢(けつえ)」は流れ出ると命を弱める「血」の穢れだ。

 

女性の月経機関や出産直後は、血が流れて体が弱まるので、血穢となる。

 

 

健康を損なうと気力が落ちて不衛生となり、汚く見える事がある。

 

そこから、不潔、汚い事も「穢れ」とされた。

 

不潔な状況だと、気枯れた病気になりやすい。

 

 

死、血、汚い事、よごれ、不潔、不浄などが「穢れ」だ。

 

厄は心で起こるが、穢れは物理的な現象だ。

 

厄と穢れは別物だから、厄を祓っていても穢れる事もある。

 

 

だが厄を溜めれば穢れになる。

 

厄が続けば心が曇り、汚れていく。

 

心が悪くなれば、表裏一体の体も病む。

 

健康を損なわずとも、悪い環境や人間関係に陥りやすい。

 

体や環境・人間関係に出る具体的な悪い状態が穢れなのだ。

 

 

厄と穢れを溜めれば「罪」となる。

 

日本人は神道の考えにより、穢れを忌むが、

 

忌むだけでは済まされない重大な穢れが、報いを受けるべき凶事を起こす「罪」である。

 

それは他者や社会を、穢れや災禍に遭わせて不幸にし、秩序を乱す悪行だ。

 

罪を犯さないために、厄や穢れを祓う。

 

 

(略)

 

 

 

 

こう書かれてありました。

 

 

 

この「一個人」。

 

真吾オジサンは実はよく買っております。

 

 

 

面白いのです。

 

勉強になりますし、関心の対象の筋がいいと思いますね。

 

 

 

平成濁世の日本なのですが、こういう雑誌を好む方がもっと増えて欲しいものですね。

 

 

 

こういう方でしたら、話をしていても草臥れないでしょうし、

 

きっと楽しい時間を過ごせるでしょうからね。

 

 

 

 

 

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