2013719

 

 

 

真吾オジサンの雑感

 

 

 

旗について。

 

 

 

 

「一個人」の「日本の神社の謎」にこう書かれてあるところがありました。

 

 

 

 

旗と柱

 

 

飾りを付けた高い柱や棒は典型的な神の依代(よりしろ)

 

 

自然を神と見た古代人にとって、

 

雷ほど恐ろしく明確な神意の表現はなかったかもしれない。

 

天を向いて高く突き出た尖ったもの、長いものには雷が落ちやすい。

 

それはすなわち、そこに神が依(よ)り憑(つ)くということでもある。

 

 

「高い柱や長い棒は、もっとも典型的な依代なのです。

 

諏訪大社(長野県)の御柱祭(おんはしらまつり)がもっとも有名ですが、

 

高々と柱を立てる神事は諏訪地方を中心に各地で見られますね。

 

(略)

 

 

旗は長い旗竿につけられます。

 

元来はこの竿のほうが依代だったのかもしれません。

 

神を招く招代(おぎしろ)に、

 

布や羽毛など目立つ飾り物をつけたのが旗ですね。

 

 

戦場において、旗指物(はたさしもの)、

 

旗印は敵味方を識別するという実用的な意味もありますが、

 

元来はその旗に守護神を勧請(かんじょう)して

 

戦場での加護を祈ったものでしょう。

 

篠崎浅間神社(しのざきせんげんじんじゃ)(東京都)や

 

小幡山隠津島神社(福島県)など

 

旗を立てる神事も多いのですが、

 

これらも旗に神を招いているということですね」

 

 

 

 

こう書かれてありました。

 

 

 

柱は依代だということは割と知られておりますよね。

 

 

 

でも、旗でもそうだったのですね。

 

そうだろうな、くらいには思うておりましたが

 

やはりそうだったのかと思うたようなことです。

 

 

 

 

 

 

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