2013720

 

 

 

真吾オジサンの雑感

 

 

 

激指10<全戦型>六段+との飛車落ち戦について。

 

 

 

 

本当に久しぶりに激指10<全戦型>六段+と飛車落ち戦の上手で指しました。

 

初手△6二玉の新米長玉にしました。

 

激指は三間飛車穴熊でした。

 

 

 

思考時間の上限を30秒に設定していたお陰で激指のミスが何度かあり、

 

入玉できまして、真吾オジサンの勝ち。

 

 

 

ちなみに第1回将棋電王戦の時と同じ、6三銀・6四銀・7四金・8三玉のかたちでした。

 

もう一枚の金は5二にいましたけれどね。

 

それと真吾オジサンの場合は角を引くのと、端の歩をつくのですけれどね。

 

角を引いて、5三の銀を凧金ならぬ凧銀というべき△6四銀左〜△7五銀と使うわけですね。

 

これで、玉の上部を開拓してもう兎も角入玉してしまうわけですね。

 

 

 

ボロPCの上に、思考時間の上限を30秒に設定しますと、これでも入り込みうるわけですね。

 

 

 

まあ、何にしましても勝てましたので気分はいいことになりました。

 

 

 

 

将棋世界で第2回将棋電王戦のことが書かれてありましたが、

 

未だに新米長玉の再評価の日は遠いような感じですね。

 

 

 

真吾オジサンなどは、個人的には、もうほとんどのプロ棋士でも

 

アンチ・コンピュータ戦略でどう勝ちきるかの時代に入ったように思いますね。

 

 

 

そう思っているのですが、まだそうはなっていないようですね。

 

 

 

何故か?

 

 

 

真吾オジサンが思うに、まず未だにコンピュータ将棋と多く対局されている節がないこと。

 

これがまずはあるように思いますね。

 

2回将棋電王戦の解説などを聞きましたが、多分まだほとんど指されていないと思いますね。

 

 

 

これは、結局のところ、時間をかけてそういう研究をしたところで、

 

電王戦はあるプロ棋士にとって毎年ある対戦相手ではないことがあるからだと思いますね。

 

 

 

研究したところで、金にならないわけです。

 

所詮はスポット的なものなので、一回指したらもう終いなので、そう研究する気にもなれないと。

 

多分、こうだろうなと思いますね。

 

 

 

それと、コンピュータ将棋の棋譜だけをご覧になられまして、

 

強いとも思えないのでしょうね。

 

 

 

だって、人間同士の場合ですと、筋の悪い、切れそうな攻めでも

 

コンピュータ将棋は毎度のことのようにしてくるわけです。

 

 

 

なので「なんだ、この手は… こんな手を指しているようではまだまだ…」

 

こういうことになるのだと思いますね。

 

 

 

これは実際に多く対局されて、実はこういう無理っぽい攻めでも、

 

コンピュータ将棋は非常に巧みに攻めを繋いでくることを何度も経験されないことには、

 

分からないことでしょうからね。

 

 

 

そういうご経験を何度も何度もされないことには、いつまで経っても

 

「あり得ない」

 

のままでしょうからね。

 

 

 

きっとそうだろうなと思いますね。

 

 

 

 

プロ棋士でも、コンピュータ将棋の強さを本当に認めておられるのは、

 

実際に対局された方ばかりですね。

 

 

 

電王戦の場ではなくても、ご自宅とかで練習でも多く対局されました方でしたら、

 

認めることはできることでしょうね。

 

表向きのことは兎も角ね。

 

 

 

 

あんまり世間の人はこういうことを言ってはおられないとは思うのですが、

 

真吾オジサンなどは本当に見てみたいのは、

 

プロ棋士レベルで本気になられたアンチ・コンピュータ戦略ですね。

 

 

 

入玉だけではないはずなのです。

 

腰掛け銀の例の桂跳ねだけでもないはずなのです。

 

 

 

真吾オジサンでは「この手は流石にいいとも思えないぞ」と思うことがありましても、

 

そこから勝ちきれないのです。

 

「我ながら今回のは実に上手くいってるぞ…」

 

でもどんでん返しにあうわけですね、普通に指しますとね、まあ多くの場合にね。

 

なので、「兎も角、入玉してしまえ!」

 

ということにもなるのですが、

 

こうではなく、コンピュータ将棋の小さなミスでも

 

きっちりとそこから勝ちに持っていけるような技・対局を見てみたいな

 

という気持ちはありますね。

 

 

 

こう真吾オジサンなどは思うておりますので、

 

2回将棋電王戦のときの阿部光瑠四段の指し方などは

 

OH,Wonderful!!」

 

と思うのですけれどね。

 

 

 

あの桂跳ねに違和感を覚えられた方はきっと多いでしょう?

 

 

 

でも、あれって、真吾オジサンもコンピュータ将棋に何度もそう指されましたが、

 

キチンとそれをとがめるのって、そう簡単ではないのです。

 

実感としましては、1回ミスしたらもう勝てないような気はしますよ。

 

 

 

ミスをしたら、もうあとはうっとりするようなコンピュータ将棋の寄せにあうばかり…

 

こうなると思いますけれどね。

 

そのくらい勝ちきるのは難しいはずですけれどね。

 

 

 

そう思いますよ。

 

 

 

世間ではあまり評判は良くないようですけれどね。

 

 

 

 

これは、真吾オジサンは、もうほとんどのプロ棋士でもそうやって勝つ時代なのだと思うているのと、

 

世間の多くの人は「いや、まだ普通に指しても勝てるはずだ」か

 

「アンチ・コンピュータ戦略などは屁タレだ・姑息だ!」

 

と思うているかの違いでそうなるのだろうなと思うております。

 

 

 

家庭用のPCだと腕自慢の方でしたら、普通に指して勝てた経験もあるでしょうから

 

なので、いよいよ「アンチ・コンピュータ戦略などは…」

 

にもなるのだろうな、とも思いますね。

 

 

 

どうもそんな気がいたしますね。

 

 

 

 

でも将棋世界を見ておりますと、第2回将棋電王戦の結果、

 

一番変化したのはプロ棋士の意識だと思いますね。

 

 

 

ただ、「ではどうするのか?」

 

までは話があまり進んではいないようにも見えますけれどね。

 

 

 

「どこが我々よりも強くて、どこが我々よりも劣るのか。

 

まずはこれを一つでも多く見つけよう。

 

そして相手の強さを消し、こちらのほうが強い展開に持ち込むためにはどうすればいいのか?」

 

までは話が進んでいないように思いますね。

 

 

 

真吾オジサンなどは、はやくこういう風になればいいなと思うております。

 

 

 

 

阿部光瑠四段が9筋の位を取ったでしょう?

 

 

 

あれで、考えてみますと、

 

「どうもコンピュータ将棋というものは、玉の広さというものを軽視する傾向があるのではないか?

 

ならば人間同士の対局では、ほぼあり得ないような玉の広さを活かせる展開にもしうるのではないか?

 

試しに思いついたこういう指し方をしてみよう!」

 

と思われて、とりあえずは試してみるとかね。

 

 

 

 

いつまで経っても、

 

OH~ コンピュータ将棋って、つえ〜」

 

だけで話を終わらせるのもねぇ…

 

 

 

 

 

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