2013721

 

 

 

真吾オジサンの雑感

 

 

 

天台小止観について。

 

 

 

 

儒教・朱子学の本にも多少飽きてきましたので、

 

天台小止観を読んでおります。

 

 

 

大東出版社のを読んでいるのですが、

 

これには現代語訳が書かれてありますので重宝しております。

 

 

 

こういうときに大切なことは、頭の切り替えですよね。

 

朱子学の本を読んでいるときと同じ気持ちのままで読んでは駄目ですよね。

 

 

 

「朱子学の本にはこう書かれてあったのに、この天台小止観にはこのように書かれてある

 

だから、この天台小止観という本などは駄目だ」

 

こういうことをしますと、こういう評価を下す人もきっといることでしょうけれど、

 

これは間違いですよね。

 

 

 

マルクス・レーニン主義の人が、宗教を評価されますと的はずれなことを言い出すものでしょう?

 

一面、その通り!ということはありましても、大概の場合ではそうはならないものだと思いますね。

 

 

 

また、逆に信仰心の深い人が、マルクス・レーニン主義の本を一冊も読むこともなく、

 

あれこれ言うたところで、やっぱりこれも的はずれなことを言い出すものでしょう?

 

 

 

こんなものですよね。

 

 

 

これはこれ、あれはあれ、と思えないとそういうことにもなるのだと思いますね。

 

 

 

 

話を天台小止観に戻しますが、この本はいい本だと思うております。

 

話が長すぎますと、真吾オジサンの出来の悪い脳みそでは草臥れてきますので、

 

このくらいの内容のほうが有難いですね。

 

 

 

内容が濃い摩訶止観とかになりますと、読むのも大変ですからね。

 

 

 

それに上手くまとめてありますので、読んでいてこのくらいのほうがいいなとは思いますね。

 

 

 

この天台小止観の中に、「第九章 病患を治せ」というのがあります。

 

 

 

天台宗では四大なのでしょうね。

 

この四大というのは「地・水・火・風」のことです。

 

米長邦雄永世棋聖が扇子に揮毫されておられたでしょう? 確か。

 

あれです、この四大というのはね。

 

 

この四大が不調になりますと、それは病であると。

 

 

 

まあ、そういうことになっているのだろうと思いますね。

 

 

 

こういうことなどがこの天台小止観には書かれてあります。

 

 

 

将棋愛好家の方も、たまにはこういう本もご覧になられますといいと思いますよ。

 

きっといい意味で視野も広がることでしょうからね。

 

 

 

 

 

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