2013年8月4日
真吾オジサンの雑感
影向について。
「影向」は「ようごう」と読みます。
能舞台に松が描かれてありますが、
確かあれは「影向の松」というのだったと思います。
では、この影向って何よ?ということになりますよね。
広辞苑には、
【影向】ようごう(ヤウガウ)
(ヨウコウとも)神仏が一時姿を現すこと。
神仏の来臨。えごう。
こう書かれてあります。
「佛教語大辞典」には、
【影向】ようごう
「ようこう」ともよむ。神仏の来臨をいう。
影とはその本体から一時応現すること、
あるいは来臨してもそのすがたの見えないことをいう。
こう書かれてありました。
神道ではこの影向の瞬間を捉えました絵画もあるそうです。