2013820

 

 

 

真吾オジサンの雑感

 

 

 

あから2010との対局後の清水市代さんの姿を思い出したいものですね。

 

 

 

 

1回・第2回将棋電王戦はプロ棋士側にとりましては厳しい結果となりましたよね。

 

勝利を得るに至らなかったプロ棋士の対局者が、対局後の記者会見で

 

非常に沈痛な表情をされ、虚脱感の感じられる表情もされておられましたよね。

 

 

 

このせいであろうとも思われるのですが、

 

コンピュータ将棋の開発者・コンピュータ将棋協会の役員さんも

 

その空気を読んで、素直に喜べない風でしたよね。

 

 

 

あのときはコンピュータ将棋の開発者・コンピュータ将棋協会の役員さんは、

 

きっと息苦しい思いをされたことでしょうね。

 

折角、勝てましたのにね。

 

 

 

 

 

あらか2010の対局後の記者会見を思い出したいですよね。

 

 

 

あから2010のときは、東大で対局がありましたので、

 

‐なので、ホームとアウェーの違いは大いに考えておかないとならないことでしょうけれど‐

 

あのときは松原仁さんは喜びを隠しきれない・抑えきれない風の感じでしたよね。

 

 

 

そうできましたのは、今にして思いますと、

 

対局相手が清水市代さんだったからなのだな、

 

という気持ちにはなりますよね。

 

1回・第2回将棋電王戦が終わった現在から思いますとね。

 

 

 

 

こう書きますと、

 

「男性のプロ棋士と女流棋士とでは負うているものが違うのだ!」

 

くらいに思われる方もきっといそうにも思いますが、

 

プレッシャーで言えば、清水市代さんのときのほうがあったようにも思いますけれどね。

 

 

 

あのときは男性プロ棋士・女流棋士の無敵神話のようなところはあったのですからね。

 

当時は今とは違うのです。

 

あのときは、渡辺竜王がBonanzaに勝って、

 

まだプロは対コンピュータ将棋の場合には無敗のときだったのです。

 

あのときは、将棋倶楽部24ponanzabonkrasが登場する前だったのです。

 

 

 

 

男性プロ棋士は、清水市代さんのこういうところは見習うべきですよね。

 

対局後の記者会見の場でも、背筋をピンと伸ばされていた姿や心を見るべきですよね。

 

 

 

「清水市代さんは女だから、女は馬鹿なので、ことの深刻さがどうも分かってはいないのではないか?」

 

くらいに思う男性も、‐将棋の世界は男性社会ですので‐

 

いそうな気もしますが、そうではないはずですけれどね。

 

 

 

女性なので、ああいうときには泣きだされたってそう不思議ではなかったのです。

 

むしろそうならかったことのほうを不思議に思うべきだと思いますね。

 

 

 

ああいう場で女性に泣きだされたら、

 

コンピュータ将棋開発者・役員さんでも、いくらホームの場であっても

 

流石にそこでは素直には喜べないだろうなと思いますよ。

 

 

 

 

コンピュータ将棋の関係者の方々は、

 

2回将棋電王戦が終わった今、改めてあのときの清水市代さんの姿を思い出したいものですよね。

 

勝てた時の喜びを割と表に出せたのは有難いことだったんだと思いますよ。

 

 

 

「あのときにはそうも思わなかったが、そうできたことは当たり前のことではなかったのだな…」

 

 

 

1回・第2回将棋電王戦を経験した現在、こういうことも思いたいものですよね。

 

 

 

 

 

 

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