2013827

 

 

 

真吾オジサンの雑感

 

 

 

被災地の旅館について。

 

 

 

 

「女性自身」に両陛下が福島をお見舞いされるということが書かれてありました。

 

 

 

この福島なのですが、いまだに果物や野菜などの他県への出荷数が震災前ほどに戻っていないそうなのです。

 

 

 

贈答品として買って頂いていた桃は、原発事故で価格が大きく崩れたのです。

 

「放射能に汚染されているのではないか?」

 

要はこういう風評被害でそうなったのだろうと思います。

 

 

 

 

旅館も苦戦されておられるようですね。

 

 

 

大体、震災前から旅館の苦戦はもう言われておりましたよね。

 

それで、ファンドに狙われたりもしていましたよね。

 

「ハゲタカ」というドラマでもそういうシーンがありましたよね。

 

その上さらに大震災・原発事故があったわけです。

 

 

 

この記事によりますと、福島市の土湯温泉では、

 

ホテル・旅館が次々に廃業・倒産に追い込まれているそうです。

 

 

 

まことに大変そうなのですが、でも福島市の旅館は、震災後に営業再開後に

 

原発周辺の地域から多くの被災者を受け入れてこられたそうなのです。

 

そうした救済活動もそこの旅館はされておられたのです。

 

 

 

飯坂温泉でもそうした受け入れをされ、多い時には4000人が避難生活をされていたそうです。

 

 

 

 

福島市の旅館はこうした社会貢献をされたので、

 

そちらのほうでもっと世間様から「よくぞ、頑張ったな!」とか言われてもいいはずですし、

 

世間様から多くのしかるべき応援があっても良さそうにも思いますが、

 

なかなかそうはなっていないのか、

 

今でも、原発の地下貯水槽から放射能汚染水が漏れていたことが報じられるなどのニュースがあるたびに、

 

「そちらの地域は大丈夫なのか?」

 

「温泉に入っても、人体に影響はないのか?」

 

という問い合わせがあるそうです。

 

 

 

 

こういう中で両陛下は福島をお見舞いされるのです。

 

 

 

原爆を投下されたあとに、昭和天皇は広島市にお越しになられたそうなのですが、

 

この前例に習っておられるのかもしれませんね。

 

 

 

こうしたことで、どうでもいいような風評被害が少しでも軽減されるといいですよね。

 

 

 

それなりの社会貢献をされたのですから、

 

やはりそういう企業が不遇なことになっているというのは、

 

どこか感情的に嫌ですからね。

 

 

 

「陰徳あれば必ず陽報あり」

 

「陰徳」という表現はこの場合にはちょっと適切ではないようにも思いますが、

 

兎も角、こうした善行をされた人・企業には

 

やはり「陽報」はあって欲しいですよね。

 

感情的にね。

 

 

 

 

 

真吾オジサンホームページNEWTOP

真吾オジサン雑感・記事一覧表

宝石メモ・ブログ、記事一覧表

清濁・記事一覧表

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

inserted by FC2 system