2013年9月21日（土）
真吾オジサンの雑感
米長商店について。
米長邦雄前会長が亡くなられてからもう結構な月日が経ちましたよね。
米長前会長が亡くなられたあとに、将棋の世界ではあれこれとありましたが、
真吾オジサンなどの目には、米長前会長のアメとムチが無くなったことが
その背景にあるように見えることが多いですね。
本当のところはどうなのでしょうね？
日本将棋連盟さんは、ワンマン社長の米長商店だったのだろうと思いますね。
それが良かれ悪しかれそういうことになっていたのではなかろうか？と思いますね。
世間の人ってね、ワンマン社長と言いますと、あまりいいイメージをされないかもしれませんが、
ワンマン社長だからどうにかこうにか成り立っているという会社も世間には多いのですからね。
小さい規模の会社だとこういうことも多いはずですけれどね。
「みんなの意見を聞きながら…」
こういうことばかりがさも正しいかのように思っている人も多いものなのですが、
これはある意味、衆愚ということにもなるわけですね。
世間には、はっきり言って、語るに足らぬ人も多いのです。（笑）
こういうことになっているのでしたら、
ワンマン社長にほとんど重要な意思決定などはさせたほうがいい場合もあると思いますけれどね。
このほうが多分、みんなの意見を聞きながらよりも
結果的にいい場合が多いだろうなと思いますけれどね。
真吾オジサンに言わせれば、将棋電王戦みたいなものは、
心臓にモサモサと毛が生えているような人がトップにいないと続けることは
どうも困難なことになりそうに思いますね。（笑）
お公家さんだと多分続かないと思いますね。
リスクの大きさに多分押しつぶされてしまうことでしょうね。
ところで、米長前会長が亡くなられてから、
何か新しい企画のようなものはあったかなぁ…？
アドバンスド将棋の公開対局はあれは初めての試みだったのでしょうけれど、
言いだしっぺはどうもドワンゴ社さんのほうみたいでしたしね。
以前の雑感で、日本将棋連盟さんの新しい役員さんの人選を見て、
どうもこれは改革疲れをしたのではないか？
どうもエンジンの部分が見えにくいな云々ということを書きましたが、
なんだか改めてそういう気持ちになっております。
伝統性の強調をしていた面も後退するのではないか？とも書いたように思いますが、
これももうそうなりそうな感じですよね。
多分、今後の将棋の世界は伝統性の強調というよりも、
頭脳の格闘技のようにばかり描かれることになるではなかろうか？と思いますね。
と言いますのも、プロ棋士の中に、ほかの伝統文化に対して理解があり、
またそれに親しんでいる人がほとんどいないだろうなと思いますからね。
羽生善治さんがこういうことにも理解がありそうな感じくらいで、
あとの方は、伝統文化に親しむどころか、
新聞すらどうもまともに読んでいないと思われる人が多そうですもんね。（笑）
所謂羽生世代の他の人や、上下の別の世代の人にしても、
どうもこういう人が多そうな感じですけれどね。（笑）
詩集とか歌集とか風姿花伝とかを持っている。
その詩集・歌集・風姿花伝に何度も目を通して、
アンダーラインだらけでもうぐちゃぐちゃにまでなっている…
こういう人って、何人いらっしゃるのでしょうね？（笑）
伝統性の強調をすることによって、
将棋の世界がただのボードゲーム以上のものになったり、
やくざなことにはなりにくくなるとも思いますけれどね。
先日のブログの記事にも書きましたが、もうプロ棋士・女流棋士のtwitterは
全て「お気に入り」の中から削除してしまったのですが、
以前にそれらを見ていたときに、どうも関心の対象が
伝統文化にあるようには真吾オジサンの目には見えていませんでしたらね。
多分
「米長爺さんが、どうにも伝統伝統というので…」
くらいのことで、そういうことになっていたのでは… （笑）
まあ兎も角真吾オジサンなどは、ワンマン社長が亡くなられたことにより、
米長商店の役員さん・従業員さんが小賢しいサラリーマン化したことがどうも残念な気もしますね。（笑）
本当につまらなくなったなと思いますね。