2013103

 

 

 

真吾オジサンの雑感

 

 

 

棋道化について。

 

 

 

 

真吾オジサンは米長前会長に長生きしていただきたかったな、と思っている一人なのですが、

 

これはもともと真吾オジサンが将棋の世界とはもう全くさようならしていた時期にも、

 

米長前会長の上梓された本だけは目を通していたというのがあるのです。

 

 

将棋の世界とはさようならしていた時に、

 

将棋の世界との接点とは、もうこういうこととしかなかったのです。

 

 

 

こんなでしたので、羽生世代より下の人で知っているのは、

 

渡辺明竜王のことしか知らなかったのです。(笑)

 

 

 

 

こういうことになっていたのですが、渡辺明竜王とBonanzaのことが書かれてある本を読んだわけです。

 

そこに書かれてあったコンピュータ将棋のαβ探索とかに非常に興味を惹かれたわけです。

 

真吾オジサンの目には非常に新鮮に映ったのです。

 

 

 

で、はじめてPCを買うときに、折角の機会だからと思いまして、「激指7」を買ったのです。

 

それで、今までこのブログを書き続けているようなことになったのです。

 

 

 

 

話が変な方向に進んでしまいましたが、

 

真吾オジサンが米長前会長に長生きして頂きたかったな、と思っていましたのは、

 

「将棋を棋道にすることが出来そうな方は、米長会長と内館牧子さんだろうな・・・」

 

こうも思っていたからなのです。

 

 

 

「米長会長の手によって将棋を棋道にして頂きたかったな」

 

こう思っていたのです。

 

 

 

棋道の基礎となる理論を構築して頂きたかったわけです。

 

 

「こうすることによって、本当の意味での伝統文化にして頂きたかったな・・・」

 

と思っていたのです。

 

 

 

 

確か世阿弥の風姿花伝に能楽の淵源は天の岩戸にあるとかなんとか書かれてあったと思います。

 

 

世阿弥のころに考古学があったとも思えないのですが、

 

世阿弥がそういうことにもうしてしまったわけですね。(笑)

 

 

 

 

米長前会長にこういうことをしてもらいたかったのです。(笑)

 

 

 

bonkrasに桂を跳ねられて人間に戻った」

 

こういうことを言い出す方のほうがこういう場合には良さそうですからね。(笑)

 

 

 

将棋の世界を、宗匠化・家元化・芸道化とでも言いますか、そういう風にして頂きたかったですね。

 

こうしてしさえすれば、将棋の世界のディープ・ブルーが登場したところで

 

そう大したことにはならないと思うのですよ。

 

 

 

お茶の世界で、メーカーさんがいくら製造原価を下げて

 

美味しいお茶を安く消費者に供給できるようになれたところで、

 

茶道に親しむ人はいなくはならないと思うのです。

 

 

 

核兵器や機関銃の前では、少々の剛力も弓なども、ものの役に立つとも思えないのですが、

 

柔道や剣道や弓道に親しむ方はいらっしゃるわけですね。

 

 

 

こうなれている背景にはあれこれとあるのでしょうけれど、

 

一つには「道」に出来ていることがあると思うのです。

 

 

 

 

真吾オジサンはこのようなことを思っておりましたので、

 

将棋界のディープ・ブルーが登場する前にこういうことになぜ精力を注がれないのだろうか?

 

と見えておりました。

 

 

 

今でも、本当はそういう気持ちもあるのですが、

 

まあもうあまり期待はしないほうが良さそうですよね。(笑)

 

 

 

 

真吾オジサンなどは、将棋の世界を

 

もうそれなりに上手くいい意味で芸道化・棋道化できていたのでしたら、

 

塚田泰明九段の練習対局のようなあのような小賢しいようなことにはならなかったのではなかろうか?

 

と思うたりもしますけれどね。

 

 

 

まあどうだか知りませんけれどね。(笑)

 

 

 

 

真吾オジサンはこのことについて本当に失望したのですが、

 

それは今回の雑感に書いたような意味においても失望しましたからね。

 

 

 

「棋道の理論が深化したな!」

 

こういうことも今後はもうここではほとんど期待はできないなと思いもしたわけですね。

 

 

 

 

 

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