20131116

 

 

 

真吾オジサンの雑感

 

 

 

変則的な駒落ち戦について。

 

 

 

 

あいも変わらず変則的な駒落ち戦で激指10<全戦型>六段+と対局しております。

 

これを面白がっているわけなのですが、あれこれと試し過ぎまして、

 

「さあ、今度はどういう変則的な手合いにしたらいいものか・・・」

 

と思うようになっております。(笑)

 

 

 

平手戦で少々飽きた方で、激指を持っていらっしゃる方は

 

まあ一度くらいはこれをお試しのほど。

 

結構夢中になれますからね。(笑)

 

 

 

上手になっても、下手になっても今までとは異なるわけですから、

 

新鮮な気持ちにはなれると思いますよ。

 

 

 

真吾オジサンなどは、最近では普通の平手戦ではどうも陳腐な気にすらなりますけれどね。(笑)

 

 

 

AI将棋でも、この盤面編集は出来るのですが、

 

激指のように駒箱の中に駒を入れることができないので、設定は限られてくるわけですね。

 

 

このあたりのところがありまして、AI将棋のほうはこういう使い方はしなくなると・・・

 

 

 

 

 

ところで、コンピュータ将棋には、駒落ち戦のときの上手の指しまわしの論理がいいというは

 

多分、真吾オジサンが最初に言い出したはずだと思っているのですが、

 

どうなのでしょうね?

 

 

このことに詳しい方がいらっしゃるようでしたら、

 

内緒のメールでもいいですから教えていただきたいものですが・・・

 

 

 

 

駒落ち戦の上手ってね、最善手を仮に指し続けたところで、

 

下手が間違えてくれないことには勝てる道理なんてないのです。

 

 

下手をどうにかこうにかして間違えさせないことには上手は勝てないのです。

 

 

 

なので、「私は最善手を指し続けて勝つぞ!」

 

にこだわっているようでは、その人は上手向きの人ではないことにもなるわけですね。

 

 

 

 

 

真吾オジサンは実は平手戦よりも駒落ち戦のほうが好きなのです。

 

 

 

これは真吾オジサンの親戚でペーパー六段がいるのですが、

 

そのペーパー六段と2枚落ち戦で以前に指していたからだと思いますね。

 

 

 

ペーパー六段とはいえ、一応は六段なのですから、

 

2枚落ち戦の上手で勝とうと思いますと、こちらも相当に工夫をしないと

 

流石に勝てるものではないですからね。(笑)

 

 

 

それで家でどうやって勝つかを研究をしていたのですが、その研究というものは

 

どうすれば相手は震えるかとか、いかにして決め手を与えないようにするかとかになるわけですね。

 

こういう場合は最善手ではダメなんですよ。(笑)

 

 

 

仮に最善手をこちらが指し続けたところで、

 

こういう指し方ですと、上手は最終的には負かされるとしたものなんですね。

 

こういうもんですね。(笑)

 

 

 

 

そうではなく、到底最善手とは思えないものの

 

どれで取るのかが悩ましい焦点の歩をわざと打ったりして、

 

「ええ! こういう手があったのか・・・ どれで取るのが最善なのか?」

 

とかをね、まずはしておくのです。

 

 

 

こうしておいて、

 

「何が飛び出してくるのか分かったものではないぞ・・・」

 

とまずは下手に思わせるわけです。(笑)

 

 

 

決定的にこちらが悪くはならないような

 

そういう最善手とは言い難く、また下手が理解に苦しむような手を

 

中盤戦にまあ3手から7手くらいは指しておくわけですね。

 

 

 

こういう仕込みをしておきますとね、終盤戦になるころには、下手はもう

 

「うわぁ・・・ 今度はどんな手が飛び出してくるのだろうか・・・」

 

という気持ちになりましてね、そのうちに自爆してしまうことも多いものなんですね。(笑)

 

 

もうはやく勝負を決めてやろうと焦ったりするものなんですね。

 

こういう展開にされますと下手は自分の棋力にもう自信が持てないようになって、

 

そうなるわけですね。(笑)

 

 

 

上手の影に震えるようなことになってしまって、

 

落ち着いた気持ちではもう指せなくなるわけですね。

 

 

こういうもんだと思いますよ。(笑)

 

 

 

そうこうしているうちに、下手の顔とか耳が紅潮していたりするようですと、

 

これは下手が決定的な間違いをするのも、もう時間の問題ですからね。(笑)

 

 

 

 

実はこちらはそうなるのを最初から待っているのです。(笑)

 

 

 

「上手というものはこうやって勝つものなのだ」

 

とこちらは本当は最初からそれを狙っているわけですね。(笑)

 

 

 

下手をこういう風に動揺させないことには、

 

上手というものはそう簡単には勝てないものですからね。

 

 

 

下手が全然取るに足らない人でしたら、動揺させるまでのこともないのですが、

 

それなりの棋力の人が相手の場合でしたら、

 

どうにかして動揺させないと多分上手は勝てないものだとは思いますね。

 

 

 

真吾オジサンは、上手は受けが強い人のほうがいいと思っているのですが、

 

それはね、こういう風に敢えて最善ではない手を指さないとならないことも多いわけですね。

 

そういう場合に下手が最善手を指してきたときに、局面を一変に悪くさせないようにするためには

 

上手は受けが強くないとそうは出来ないでしょうからね。

 

 

 

感情を持つ人間が相手の場合ではこういうことがありますよね。

 

 

 

 

ただ相手がコンピュータ将棋の場合ですと、こういう感情はないわけですから

 

この方法ではダメなわけですね。

 

コンピュータ将棋の伸びしろの大きい面を

 

いかにしてそこをつくかになるわけですね。

 

 

 

 

まあどちらにしましても、最善手の山を築いて勝つぞ!ではないわけですね。

 

こういうところが真吾オジサンが駒落ち戦のほうを好む点かもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

 

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