20131129

 

 

 

真吾オジサンの雑感

 

 

 

上手で指すときのコツについて。

 

 

 

 

 

今回の雑感は、テクニカルなことを。

 

 

この雑感をご覧のあなた様。

 

駒落ち戦の上手で指されることもありますか?

 

 

 

駒落ち戦の上手になったときにこう思われることもあるのではないですか?

 

 

「う〜ん・・・ 角がいないのにどうやって勝てというのだ・・・

 

これでは攻めるにしろ、守るにしろ、どちらにしたところで全然駄目ジャン!」

 

 

こんな気持ちにはまあなられるでしょう?(笑)

 

 

 

 

まあそうに違いはないのですが、真吾オジサンなどはこう思いますよ。

 

 

「下手に容易に決め手を与えないような指し方をすれば、下手というものは勝手に転ぶことも多いな・・・」

 

 

真吾オジサンは経験的にこのように思っております。

 

 

 

 

これはね、下手は下手なりに精一杯の状態で

 

そういう駒落ち戦の対局に挑んでいると思うんですよ。

 

 

でも、こういう精一杯の気持ちでいますとね、

 

ある意味力んでいるとも言えるわけですね。

 

 

そしてこういう気持ちでおりますと、

 

兎角ちょっとでも早く決着をつけたがり易くなるとも思うんですよ。(笑)

 

 

「私の強いところをこの機会に上手に見せつけたいぞ!」

 

「いち早く決着をつけてもう楽になりたいぞ!」

 

とかでそうなるわけですね。(笑)

 

こういうもんではないですか?(笑)

 

 

 

ところが、上手に指し回しによりゴールが見えにくいような展開に引きずり込まれると・・・

 

 

 

こういう展開になりますとね、人間っていとも簡単に間違えやすいものだと思うんですよ。

 

 

上手と下手という構図ではないのですが、

 

第2回将棋電王戦のときのツツカナさんと船江さんの対局のことを思い出して下さいね。

 

 

なかなか決め手を与えない・許さない展開にしますと、

 

人間って、焦るとしたものなんですね。

 

そして、まずはそのうちに間違えるとしたものなんですね。(笑)

 

 

 

終盤力で知られている船江さんでもああいうことになるものなのです。

 

 

なので、平均的な将棋愛好家の場合でしたら、

 

こういうゴールが見えにくい展開に引きずり込まれますと、

 

まあそのうちにまずは間違えもするわけですね。(笑)

 

 

 

こういうことを上手で指される時には知っておかれるといいと思いますよ。(笑)

 

 

 

 

下手というものは、上手の影に大なり小なり震えているものですからね。

 

 

下手はこういう精神状態から少しでも早く解放されたくて、兎角焦ったことをするものなのだ、

 

ということを上手になった場合には思っておかれるといいでしょうね。(笑)

 

 

 

まあ騙されたと思って、一度くらいはこういう指し方をお試しのほど。

 

 

 

 

そうこうしているうちに、

 

「大山名人は素晴らしかった!」

 

くらいの気持ちにそのうちになられるかもしれませんよ。(笑)

 

 

 

 

 

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