2014年03月01日
真吾オジサンの雑感
梅の精は美人にて松の精は翁也 夏目漱石
明治32年の漱石の句です。
「松の精は翁也」は高砂かな・・・?
折角なので「精」のことを康熙字典で調べてみました。
精
【説文】擇(えらぶ)也。
【廣韻】熟也。細也。専一也。
【易繋辞】精気爲物。[疏]陰陽精靈之気。(略)
まあこのようなことがそこには書かれてあります。
なんとなく、そうだよなと納得してしまう句ですよね。(笑)