2014年03月07日
真吾オジサンの雑感
朧夜や顔に似合わぬ恋もあらん 夏目漱石
今回の雑感は俳句で。
これまた漱石の俳句です。
季語は「朧」で三春ですね。
この句、ちょっと笑わせてくれる俳句ですよね。(笑)
ところでね、学生の頃に革新系の先生に教わった人は、
戦前は暗黒時代で戦後は民主化されて明るい時代が幕を開けた!
くらいに思っている人も多いのではないかと思うんですよ。
こういうことになっている人は、正岡子規の書いたものとか、
この漱石の書いたものをご覧になられるといかもしれませんよね。
「蟹工船」とかもいいのですが、まあそれはそれとして、
子規とか漱石とかもご覧になられてみるといいと思いますよ。
そうされますと、目からウロコになるかもしれませんからね。
戦前の文学など古い!とか思われないで
まあご覧になられてますといいと思いますね。
こうされますと、今時分多く目にする文章の皮相さとか思うようになるかもしれませんからね。
そうしたものでは飽き足らなくなるかもしれませんよね。