20140407

 

 

 

真吾オジサンの雑感

 

 

 

第3回将棋電王戦・第4局について。

 

 

 

 

 

この雑感は、201447日に書いております。

 

昨日、第4局をタイムシフトで観戦しました。

 

 

うるさいのと、先入観が入ることになりそうに思いましたので、

 

音声を消して、別アングルでずっと観戦しました。

 

 

まだ全部観たわけでもないのですが、まあ時間があるときにボチボチと観ておこうとは思っております。

 

 

 

でももう結果は知っておりまして、ツツカナさんが勝利されたようですね。

 

これでコンピュータ将棋側の勝ち越しとなりましたね。

 

 

真吾オジサンの予想が珍しく今回は当たりましたね。(笑)

 

 

 

なぞれば誰でも簡単に勝てるというものではないと以前に書きました。

 

これで分かったでしょう?(笑)

 

 

 

 

でも、やはりもうコンピュータ将棋が追い越してしまったのだなと改めて思いましたね。

 

もうプロも普通に指して勝ちにいくような時代ではなくなったということですね。

 

 

 

 

直ぐにどうこうとまではならないだろうな、と真吾オジサンは思っているのですが、

 

日本将棋連盟さんは、今後も今まで通りのことをしているようでは、

 

数年後には多分手を引くスポンサー企業さんも出てくる可能性があるだろうなという気もしますよね。

 

 

 

第1回将棋電王戦の前のときを思い出していただきたいのですけれど、

 

そのころと今とでは随分と空気が変わりましたよね。

 

 

 

そのことを思いますと、数年後、多分3年後には

 

もうほとんどプロのほうがコンピュータ将棋よりも

 

まだ強いと思う人はいなくなっているだろうなと思いますね。

 

 

 

第3回もプロ側は負け越しました。

 

最終局の前にあのルールでさも負け越しました。

 

 

なんだかこれで一つの時代が終わったような気持ちにはなりますね。

 

 

 

「もしかしたら、もしかしたら…」

 

という気持ちにいくらかはなりもしたのですが、

 

やはりこういう結果になってしまいましたよ

ね。

 

 

 

もうこうなってしまいました現実を将棋愛好家が、スポンサー企業さんが

 

どう受け止めるのかに注目したいところですよね。

 

 

 

今まで、女流の棋譜を勉強になるなぁ〜、ということで

 

ご覧になっていた将棋愛好家の方は

 

まあマイノリティーだったと思うんですよ。

 

 

「どうせなら男性のプロの棋譜から学ぶほうはいいな」

 

だったのではなかろうか?と思いますよね。

 

 

 

この構図になるだろうなと思うんですよ、コンピュータ将棋とプロと将棋愛好家の関係がね。

 

「どうせ学ぶのならプロの棋譜からよりも

 

コンピュータ将棋の棋譜から、ログから学ぶほうがもういよな」

 

今後はこうなることでしょうね。

 

 

 

数年後にはこうなっているのが当然のことのようになっていても

 

そう不思議なことでもないように思いますね。

 

 

 

もうプロの棋譜や解説を有り難がって聞くような時代ではなくなったということですね。

 

 

 

興行面での進化、文化的価値を向上させるなどの工夫があってもいいように思いますよね。

 

 

 

今後も今まで通りのことをしたがっているようですと、

 

日本将棋連盟さんでも、LPSAさんでも、未来は明るいとは思えないですよね。

 

 

 

真吾オジサンなどは、プロの対局を今でも勉強になるよなぁ〜

 

と有り難がって観戦する気にはもうなれないです。

 

そういう時間があるのでしたら、激指と指しているほうが楽しいよなと思いますし、

 

分からないことがあれば、激指を使えばそれで大概のことは間に合ってしまうのです。

 

 

 

こういうことでプロの対局を観戦する気にもならないのです。

 

本音を書かせて頂きますと、観戦することを面倒なことのように思いますね。

 

これが偽らざるところですね。

 

 

 

真吾オジサンはもうこういう風になっておりますので、

 

ですから興行面での進化が今後ほとんどないようでしたら、

 

「プロ同士の対局をご覧になる人というのはそれほどいないようなことになるのではなかろうか?」

 

「スポンサー企業さんが新たに加わるようなことになるものなのだろうか?」

 

と思いもするわけですね。(笑)

 

 

 

第3回将棋電王戦のルールでさえ、プロ側が負け越したことは

 

今後陽に陰に大きな影響があることになるでしょうね。

 

 

 

将棋愛好家や、スポンサー企業さんが、

 

「コンピュータに勝てなくなるのは当然のことなので、気にされることはないと思いますよ。

 

自動車と人間がかけっこすれば結果は見えているのと同じことですから」

 

こういう風に好意的に受け止めて下さるのか?

 

 

 

そうはならなくて、

 

「なんだプロと言ってもこの程度のことであったのだな。

 

もうプロなんて必要とも思えないよな。

 

だってフリーソフトのコンピュータ将棋を使えば、

 

なにもプロではなくてもあらかたのことはもう間に合うジャン!」

 

こう受け止められることになるのか?

 

 

 

当面はここらあたりのことが今後どうなるのかに注目したいところですね。

 

 

 

日本将棋連盟さん・LPSAさんが時代の変化に対して

 

柔軟に変化対応できるのかに注目したいところですよね。

 

 

こうはできずに、ジリ貧の道しかしたがらない可能性もありそうですからね。

 

 

 

多分、チェスの世界ではそうはならなかっただろうと思うのですが、

 

将棋の世界では「道・棋道」になっていった…

 

弓術が弓道になっていったように…

 

 

 

こうなるといいと真吾オジサンは思いますね。

 

 

 

 

 

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