2014530

 

 

 

真吾オジサンの雑感

 

 

 

兵どもに大将瓜をわかたれし  蕪村

 

 

 

 

この句は与謝蕪村の句なのですが、解説にこう書かれてあるのです。

 

 

越王勾践の故事のパロディ。

 

「客醇酒一器ヲ献ズル者有リ。王人ヲシテ江ノ上流ニ注ガシメ、士卒ヲシテ其ノ下流ニ飲マシム」

 

(『蒙求』勾践投醪)

 

 

 

こういうことだそうです。

 

 

 

最近はあまり読むこともなくなったのですが、

 

真吾オジサンは若い頃には労働問題にも関心がありまして、

 

訴訟になったものの準備書面とかで公表されているものがよくあるでしょう?

 

 

ああいうのも結構目を通しておりました。

 

 

 

大きい本屋に行きましたら、共産党系の月刊誌とかも「将棋世界」の近く置かれてありましたので、

 

よく立ち読みしたりもしておりました。

 

 

あれなんて名前の雑誌だったかなぁ…?

 

労働問題だったかなぁ…?(笑)

 

もう忘れてしまいましたね。(笑)

 

 

「世界」もまあ左の月刊誌なのですが、あれもちょくちょくは読んではおりました。

 

 

 

こういうのはもう主観的には卒業したとは思っているのですが、

 

でも労働問題のことが書かれてあるものを読みますと、

 

人を人とも思わないようなところも多いですよね。

 

人間を本当にもの扱いか、犬畜生のような扱いをしているところも多いですよね。

 

 

 

こういうのは流石に好ましいこととも思えないですよね。

 

 

 

 

真吾オジサンは最近では

 

「『蟹工船』なんか読んで物知り顔をしているような人は駄目だ。

 

それを知恵熱という」

 

とか言うのですが、タイトルの蕪村のようなことは好きですね。(笑)

 

 

 

会社が営業損失になっているのに、待遇面のほうだけは良くしろ、給料を上げろ!

 

というのはシロアリのようなものくらいに思っているのですが、

 

でもこうなっている会社もきっと多いのだと思いますね。

 

 

 

あまりマスコミではこういうことを伝えてはいないのですが、

 

信用調査会社の資料に組合との関係がどうにもならないようなことになって

 

それでとうとう倒産した事例もあるのです。

 

 

 

 

お互いに自分の幸福追求ばかりに忙しいことになっている関係が多いですよね。

 

多いですよね、どこかそんなのばっかりですよね。(笑)

 

 

 

真吾オジサンなどはこういう関係になっているよりも、

 

この蕪村の句のような関係の方が好きだけれどね。

 

 

でも本当に最近こういう関係って、減ったような気がしますよね。

 

人間関係が淡白に過ぎるようなことになっているのではないかなぁ…

 

 

 

 

 

 

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