2014年6月18日
真吾オジサンの雑感
蛍について。
この雑感は2014年6月16日に書いております。
仕事が終わって夜中に買い物を兼ねた散歩をしたのです。
そこで蛍を一匹見ました。
小川沿いに蛍がスーッスーッと飛んでいりました。
捕まえる気になれば捕まえて、
移す手に光る蛍や指のまた 太祇
こうすることも出来たのですが、最近では蛍は本当に少なくなりましたから、
こういうことはしないでおこうにしておきました。
蛍の俳句にはこんな句がありますね。
ゆるやかに着てひとと逢ふほたるの夜 桂信子
蛍火や疾風のごとき母の脈 石田波郷
人殺す吾かも知らず飛ぶ蛍 前田普羅
親一人子一人蛍光りけり 久保田万太郎