2014年7月25日
真吾オジサンの雑感
ほしいまま雨に打たせし髪匂ふ誰のものにもあらざり今も 河野裕子
文春文庫の「たとへば君 四十年の恋歌」に掲載されていた短歌です。
こういう実に人間臭い短歌はいいですよね。(笑)
なんだかド演歌の世界みたいな感じがどこかいいですよね。(笑)
作品が上品下品とかなんとかかんとかは別にどちらでもいいのですが、
兎に角その人となりを伺える短歌はいいなと思いますね。
どうもコーティングされすぎた作品というのはイマイチ面白くはないものですよね。
テクニックばかりが目についてどうも面白くはないですね。