20140801

 

 

 

真吾オジサンの雑感

 

 

 

見栄を張り過ぎる女性について。

 

 

 

 

 

最近ではご無沙汰しているのですが、以前こういう顧客がいらっしゃいました。

 

 

年齢はそのご縁があった当時で70歳くらいの女性。

 

東大卒で日銀に勤めていらっしゃったそうです。

 

旦那さんは検察官。

 

お子さんも東大卒。

 

 

 

今と違いまして、この女性が働いていた当時は

 

女性の社会進出はまだまだだっただろうなと思いますね。

 

 

 

こういう女性でしたので、この年齢くらいの女性に兎角ありがちな

 

卑俗に過ぎるようなところはなかったのです。

 

 

 

大体女性はこの年齢くらいになりますと、直ぐに年金の話になったりとか、

 

卑しげなことを話し始めたりとか、それに図々しくもなってきまして、

 

まあ厚顔無礼なことになっているものですからね。(笑)

 

 

 

しかしこの女性の方はそうではなかったのです。

 

 

 

衣装とか、宝飾品でもエレガントな雰囲気を好むようなところがありましたし、

 

関心を持っていることでも、随分と筋はいい女性でした。

 

年齢からしてもうこれはボケているなということは全くない女性でした。

 

 

 

学校を卒業して仕事をしていたものの、

 

直ぐに結婚して専業主婦になった女性とかですと、

 

申し訳ないのですが、現役で働いている人の目には

 

この女性はずれたことを言い出すなぁって思うことはあるでしょう?(笑)

 

 

でもこの女性にはそういうところはなかったのです。

 

 

 

 

日銀にいて、多分結婚を機にそこを辞めたのだろうなと思うのですが、

 

この女性、信販会社にも勤めていたらしいので、

 

それでずれたようなことはなかったのかもいれませんね。

 

 

 

この女性の口から殊更法律用語のようなことばを聞いた記憶はあまりないのですが、

 

ある程度こういう法律書とかにも目を通していたのだろうなと思いますね。

 

旦那さんが検察官だったので多分そうではなかったか?

 

 

 

 

それにこの女性、70歳くらいだったのですが、まあ肌はキレイだったのです。

 

お世辞抜きで40代くらいの肌のキレイさでしたからね。

 

これまたお世辞抜きの美人でもありましたからね。

 

バストもまあ立派なサイズでしたから、

 

多分若い頃は相当に男性からモテただろうなと思いますね。

 

 

 

 

 

こう書きますと、この女性のことを結構づくめの女性のように思われるかもしれませんが、

 

実はこの女性、まあ意地っ張りで、見栄っ張りだったのです。(笑)

 

これが少々のものではなかったのです。(笑)

 

 

 

兎に角ありとあらゆる面において

 

他の女性に対して優越していないと気がすまないのです。(笑)

 

 

 

衣装でも宝飾品でも、高級ブランドを沢山持っていることを殊更言いたがるようなところがあり、

 

脳みその面でも他の女性に対してありとあらゆる面で優位に立たないと気がすまないのです。(笑)

 

 

 

あとこの女性、割と恩着せがましいところもありましたね。

 

 

「〜十万円の宝石を買うてやったのよ」

 

まあこんな感じですね。

 

 

まあでもこのくらいのことは働いている、働いていた女性でしたら、

 

濁世を渡っていくテクニックとして

 

そのくらいのことはするものですからね。

 

 

まあですからこれはそれほど驚くことでもないですからね。

 

 

 

 

こういう女性でしたらの、2030万円くらいの宝飾品を割とぽんぽんとお求めになられました。

 

いいお客さんなわけですね。

 

 

 

 

ただ、こういう性格の女性でしたので、

 

この女性のことを嫌う・敬遠する女性も多かったのです。

 

 

 

さきほど書きましたようにありとあらゆる面で

 

他の女性に対して優越感を持っていないと気がすまないので、

 

白でも黒、黒でも白をやりはじめることにもなるわけですね。

 

 

 

ありとあらゆる面において他人に優越することなんて

 

事実上不可能なのですからね。

 

それでそうせざるを得なくもなるわけですね。

 

 

 

 

こういう性格の女性でしたから、

 

まあトラブルをよく起こしてくれるのです。

 

「ああ、また〜さんが…」

 

になるわけですね。(笑)

 

 

 

 

この女性、折れることができないのです。

 

意地を張り通し、見栄も張り通そうとするわけですね。

 

 

 

張りとおす女の意地や藍浴衣 杉田久女

 

 

 

こういうことをされるわけですね。(笑)

 

 

 

 

ところでね、この女性、自分がよくトラブルを起こす人間であることを自覚されていました。

 

「どう言えばいいのかしらねぇ。ああしたのは見栄言うんかねぇ」

 

こんなことをよく言ってもいましたからね。

 

 

 

でも直せないんですよね。

 

 

 

 

こういう女性だったのですが、仕事の上では有難いお客さんなのですけれども、

 

申し訳ないのですが、数字にならないときには敬遠したい女性ではありましたね。(笑)

 

 

 

大人しいときはいいのですが、この意地を張る、見栄を張るが始まりますと、

 

こちらはそう声には出さないものの「もう勘弁して〜」でしたからね。(笑)

 

 

 

 

多分この女性、若い頃はキレイでカッコもいい才女くらいに言われていたことでしょう。

 

同性の女性から羨まれることも多かったでしょう。

 

 

 

でもこの女性、他人に対する愛情といいますか、そういうものが欠けていたので、

 

他人を愛することもないですし、他人からも愛されることもなかったですね。

 

 

 

全く愛情とは無縁でもないのでしょうけれども、

 

そういうことよりも意地と見栄のほうが優先されるのです。(笑)

 

 

 

こんな調子なので他人からも愛情をそそがれることは

 

ほとんどないことにもなるわけですね。

 

 

 

 

実はこの女性、検察官の旦那さんと離婚しました。

 

 

 

この女性には申し訳ないのですが、

 

見たこともないその旦那さんの気持ちが分かりますもんね。(笑)

 

旦那さんもほとほとこれには草臥れたのだろうなって思いますもんね。(笑)

 

 

 

 

女性は誰しも大なり小なり見栄は張るものですけれども、

 

やはりこれも程度問題ですよね。(笑)

 

 

 

 

この女性、平生はテレビばかり視ていたそうです。

 

韓流ドラマがお気に入りでよくその話をしておりました。

 

 

「最近のドラマってどうもね。わたしは韓流のドラマを視ているほうが楽しいのよ。

 

でもね毎日こうしてテレビばかり視ている生活もさびしいものなのよ。

 

ねぇ、あなたどっか旅行に連れてってよ!」

 

 

まあこんな感じでしたね。(笑)

 

 

 

 

でもやはり人恋しいのでしょうね。

 

どこかの新興宗教に入信もされておりました。

 

 

これは信心を起こしていうよりも

 

さびしさでそうされていた風に見えましたね。

 

 

 

 

 

宝飾品の世界なんてね、女性に見栄を張ってもらってナンボなのですけれども、

 

でも本当は見栄は張り過ぎる、そうせざるを得ない女性というのは

 

表面的な華やかさとは裏腹な場合も多いように思いますね。

 

 

 

 

以前にも同じことをどこかで書いた記憶があるのですが、

 

女性向けの高額商品の世界ってね、離婚経験のある女性が多いのです。

 

販売員さんでも、消費者でもですね。

 

 

 

 

こういう現実を見ておりますと、

 

世間は愛情の飢餓状態になっている女性が

 

本当に多いのだなと思うようになるものですね。

 

 

 

 

なんだかまたまとまりがないことになってしまいましたが、

 

見栄を張りすぎることは考えものですよね。

 

「私って、馬鹿な女よね。どうしたらいいのかしら」

 

こう思い、そう口にできたら

 

こういう女性はきっと楽になれるだろうにねと思うのですけれどもね。(笑)

 

 

でも見栄っ張りさんはこれができないのでしょうね。

 

 

 

 

 

宝飾品の世界のことをたまに書いたりするのですが、

 

これをご覧になられまして、法律の本に書かれてある

 

申し込み・承諾の意思表示をしてそれで契約成立!

 

という単純な世界でないことを分かって頂けていますでしょうか?

 

 

 

スーパーとかコンビニとかとは販売方法が異なることが多いわけですね。

 

 

 

販売する前も、販売したあとでも、

 

教科書に書かれてはいないようなことにも対応できないとならない面は多いように思いますね。

 

 

業者さんのほうは手っ取り早く話を済ませたくなるものでしょうけれども、

 

それを消費者が許さない面が多いと思いますね。

 

 

 

販売員さんは顧客に対して愛情を持たねばならない、なんてこと、

 

法律書にはどこにも書かれてあるはずはないと思いますが、

 

実際の販売の現場では法律の知識よりも

 

こういうことのほうが大切ですからね。

 

 

 

消費者がそう望んでいるのでそうなるわけですね。

 

 

 

 

 

 

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