2014824

 

 

 

真吾オジサンの雑感

 

 

 

男性の俳句愛好家について。

 

 

 

 

先日の雑感で「これよ、これ!」を書きました。

 

 

真吾オジサンの雑感 これよ、これ!

 

 

今回の雑感は俳句愛好家について書きましょう。

 

 

 

 

俳句愛好家ってね、まあ最近は高齢の女性が多いとしたものなのですけれども、

 

男性も結構いらっしゃるのです。

 

 

 

真吾オジサンなどに言わせますと、最近の女性の俳句愛好家の方は

 

文化的な香りのする空間に兎に角いたいので、

 

それで俳句を続けている方が多いように思いますね。

 

 

 

お茶ですと金がかかり過ぎるので、それで俳句をしている…

 

こういう面がないこともないように思いますね。(笑)

 

 

 

 

ちなみにね、昭和3040年頃の俳句会の写真を見ますと、

 

その頃は圧倒的に男性の方が多かったようですね。

 

 

 

ですから杉田久女とか中村汀女はその当時としては、

 

かなり珍しい女性だったのだろうなと思いますね。

 

 

 

 

 

まあそれはそれとしましてね、俳句愛好家の男性ってね、

 

政治に関心がある方が割と多いものなんですよ。

 

こういうものですね。

 

 

 

 

真吾オジサンが行っていた句会には、

 

若かりし頃には某自動車メーカーの労連の鬼軍曹と言われていた方もいらっしゃいました。

 

「南京大虐殺はなかった」と主張する某地銀の総務をされていたウルトラ右翼の方もいらっしゃいました。

 

若かりし頃には街宣車に乗って街宣活動をしていた方もいらっしゃいました。(笑)

 

 

 

こういうメンバーが一同集まって同じ場で俳句会をするのです。(笑)

 

 

 

 

こう書きますとね、

 

「それではそのうちに大喧嘩にもなるのではないか?」

 

このくらいに思われる方もきっといらっしゃることでしょうね。

 

 

 

 

でもね、これが面白いものでして、

 

お互いに一目置いているようなことになって、

 

不思議とこれが仲が良かったりするのですよ。(笑)

 

 

 

まあどちらももうOBさんでしたから

 

それもあってそうなる面もあったのでしょうけれどね。

 

 

 

それと俳句の世界には自然と長幼の序があるようなところがかなりありますから、

 

それでそうなっていた面もあったのでしょうね。

 

 

 

 

ついでに書いておきますと、こういう経歴の方がいらっしゃる俳句会のことを

 

怖がる方もいらっしゃるかもしれませんが、

 

でもね全然そんなことはないのですよ。

 

これは本当にそうなんですよ。

 

 

 

 

この労連の鬼軍曹さんだった方は

 

まあ今時こういう方がいらっしゃるのかというくらいに人情味ある方でしたし、

 

地銀のウルトラ右翼さんも自分の子供の年齢以下の真吾ニイサンが貸してあげた本を読まれて

 

「これは勉強になった。ありがとう」

 

と言うような方でした。

 

街宣車に乗っていた方も「う〜ん、真吾君、上手くなったなぁ〜」

 

とか言う方でしたし、ゴルフ好きのまあ優しい方でしたけれどね。

 

 

 

 

真吾オジサンが知っている所謂世間の普通の方々よりも

 

よほど惻隠の情のある方と言いますか、人情味のある方でしたね、このどの方もね。

 

 

 

 

 

どういえばいいのでしょうね…

 

 

この3名の方はどの方も所謂頭でっかちではなかったですね。

 

 

 

城山三郎さんみたいな体験者の説得力とでも言いますか、

 

そういう面がこの3名の方にはあったと思いますね。

 

 

 

城山三郎さんの前にしたら佐高信さんって、

 

申し訳ないのですけれども、どこか頭でっかちのように見えるでしょう?

 

 

 

 

世間話で政治の話になることって、男性の場合でしたら多いでしょう?

 

 

 

でもそこで語られていることって、テレビ・新聞で言っていたことの

 

焼き直しを物知り顔で語っている人が大半だと思いますね。

 

こういう方って、申し訳ないのですが、どこか頭でっかちのように真吾オジサンには見えるのです。

 

 

 

 

でもこの3名の方は違いましたね。

 

真吾ニイサンが小賢しいことを言いますと、

 

「それはそういうものではないのだ。」

 

と語られることもあったのですが、もうそれだけで

 

これが非常に不思議と説得力があるのですね。(笑)

 

 

 

 

 

真吾オジサンは右でも左でもそれはどちらでも別にどうとも思わないのですけれども、

 

どうも中途半端の方々はいまいち面白くないですね。(笑)

 

 

 

こういう中途半端の方は、申し訳ないのですが、

 

風見鶏のように思えまして、本音のところどうも面白くはないですね。(笑)

 

 

 

 

実際の社会ではこういう風見鶏の方がマジョリティーになっているくらいのほうがまあ無難かな?

 

とか思いもするのですけれども、一杯飲みながら話をするときには

 

右左それはどちらでもいいのですが、

 

こういう原理主義者の方の話のほうが聞いていて

 

まあ面白くはなりますね。(笑)

 

 

 

 

 

真吾オジサンの知っている限りでは、

 

俳句愛好家でもあるウルトラ共産党の方でも、ウルトラ右翼の方でも

 

「この人は非常識だよなぁ〜 どうよ…」

 

と思う方っていないですね。

 

これ、本当のことですよ。

 

 

 

 

所謂世間の普通の方のほうがよほどやくざなことをしている、

 

わかっていながらもやくざなことを繰り返していると思いますけれどね。(笑)

 

 

 

 

この3名の方々が強弁されるのを見たことは

 

真吾オジサンは一度もないですからね。

 

ただまあとぼけるくらいのことはどの方もされていましたけれどね。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

「これよ、これ!」で話題のことにも言及しましたので、

 

大体どういう話を一杯飲みながらそこでしているのかも

 

折角なのでここで書いておきましょうか。

 

 

 

 

まあこんな感じですね。

 

 

 

 

「〜さん、今月は随分といいところに載っていましたね。おめでとうございます」

 

「ありがとう。あの句はね、〜神社に行った時に作りました。行ったときにはまだ七分咲だったけれどね。

 

ところであなたもこないだいい成績でしたね。凄いじゃないですか」

 

「いえいえ。まああれはまぐれですね。選者の方が私の作意以上に好意的に受け止めて下さったのでしょうね

 

それにこないだ〜新聞に入選されているのも拝見いたしましたよ」

 

「ああ、あれこそ運ですよ。新聞は投句される方が多いのですからね」

 

 

 

 

「先日日経にこういうことが書かれてありました。あれはああいうものなんですか?」

 

「そりゃぁのぅ、〜いうことじゃろうのぅ。昔のぅ、融資先の〜社の社長に〜されたことがあったのぅ。

 

まあそれと同じことじゃろう。まあマスコミの言うとることなんかはのぅ」

 

 

 

 

「こないだ高杉良の『金融腐蝕列島』を読みました。ああいうものなんですか?」

 

「あんた、あれ読んだんか。ありゃ、映画にもなったよのぅ。

 

まあそれはシークレット」

 

 

 

 

「今度の選挙、〜党がどうも勝ちそうですね」

 

「あの党首は真っ赤っかだ。東京裁判史観に洗脳されとるんじゃ!

 

ところであなたはパール判事の本をもう読んだか?」

 

 

 

 

「宇品港でサヨリが釣れ始めましたよ」

 

「サヨリはのぅ、口がこまいけぇ、餌つけるのが面倒じゃろ。

 

それにウロコがようけ手につくけぇ、車洗わにゃならんようになるしのぅ。

 

まあじゃが刺身にしてもてんぷらにしてもサヨリは美味いけぇのぅ。

 

昔は〜にわしもよう釣りにいったもんじゃけど、今は昔みとうに岸がなっとらんけぇのぅ。

 

昔はようけ釣れたもんじゃけど今頃はどうじゃろうのぅ」

 

 

 

 

「カープがどうも弱いですね」

 

「ああ、〜が女房をもろうただちなんで、あいつは腎虚なんじゃろぅ」

 

 

 

 

「また学校で不祥事があったそうですね」

 

「校長いうのはのぅ、腰抜けが多いもんなんじゃ」

 

 

 

 

「〜という句が入選されていましたね」

 

「ああ。あれは元は〜という句だったんじゃ。

 

ああ直されて載せられたんじゃ。気に食わんのなら没にすりゃよかろうにのぅ。

 

ああ直されたら元の句とは別ものになるけぇのぅ」

 

「ほうよのぅ。そりゃぁ改悪じゃのぅ」

 

 

 

 

「宮島に吟行に行かれたのですか?」

 

「はい。平家納経も見てきました」

 

「ありゃ、こないだテレビでしとったよのぅ。

 

あがいなこと言うとったよのぅ。

 

前に〜さんが、〜いう句を作っとっちゃったけど、ありゃええ句じゃのぅ。

 

よう感じが出とるよのぅ」

 

 

 

 

「こないだ女房のやつがこがいなこと言いやがるので

 

どうにも腹が立つけぇ〜してやったんじゃ。

 

そしたらこがいなこと言い出ししやがるんじゃ。」

 

「そういうときゃのぅ、こうすりゃええんじゃ。

 

それを〜という。かかか(笑)」

 

 

 

 

 

まあこんな感じで話題は実に豊富なものなんですよ。(笑)

 

こういうことをわいわいと23時間くらいして散会となるものですね。

 

まあ酒盛りですよね。

 

 

 

これで日常生活のストレスを発散しているわけですね。

 

 

 

 

真吾オジサンの知っている男性の俳句愛好家の方というのはこういう方が多いですね。

 

「こんな風に歳を重ねることができたらなぁ」

 

と思わせてくれる方も結構多かったですね。

 

 

 

 

 

折角なので書いておきましょうか。

 

 

俳句も詩の端くれですから、なんだか上品なことのように思うておられる方も多いのですが、

 

これは間違いなんですよ。

 

 

 

女性にこういう方が多いのです。

 

上品なことでないとプライドが許さないようなことにでもなるのか知りませんが、

 

どうもそういう女性の方が多いのです。

 

 

 

でも確か西行も陶淵明も軍人さんだったはずですからね。

 

 

 

 

詩は浮世離れしたものではなく、ドロドロとした人間社会と離れて存在するものでもなく、

 

そうした世間の延長線上と言いますか、その中にあるものであると言いますか

 

そういうものであると真吾オジサンなどは思いますね。

 

 

 

 

 

 

今回は男性の俳句作者のことを多く書きました。

 

 

 

 

女性の俳句作者の方はまたこれとは全然異なるのですが、

 

まあこれは別の機会に書く事にしましょうね。

 

 

 

 

今回の雑感をご覧の男性諸君、こういうのを好むかどうかは知りませんが、

 

でも真吾オジサンが将棋の世界になりにこうなれたほうがいいというのも

 

分からんでもないでしょう?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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